人がふとした時にマスクを取る瞬間、なんだか着替えの瞬間を目撃してしまったかの様に思わず一瞬目を逸らしてしまう今日この頃。
皆様いかがお過ごしですか??
どうも。
鷲尾直人です。
ありません?ありますよね?ほらもうマスクも込みで素顔ですよね?近頃は。その感覚でいくと電車の中でノーマスクの人がいたら「え?あの人ズボン履いてないよ?」って思わず目線外しちゃうような感覚ですよ?なんなら。
早くノーマスクの顔面100%で笑い合いたいものですね。ズボンは履いてね。
この一年で様々な事が変化しました。
人との距離感、 物事の価値観、 かつての人生観。
人と触れ合う機会は激減し、直接触れ合うなんて握手すら憚られる。通勤する意味や行楽に出掛ける醍醐味、ショッピングや食事の楽しみ方、あらゆる必要性の精査。人生を捧げてきた仕事や家族友人との関係、これまでの歩み方を強制的に見つめ直させられ、人生の岐路に直面した方も数多くいるでしょう。
この一年はある意味特別だったのかもしれませんが、一年でこれだけ変わるんですから、十年なんてもっと色々変わるはずです。
我々7millions、お蔭様で十周年を迎えました。
変わる事あれど、変わらないもの。
娯楽である演劇。観る人に活力を与える演劇。ほんの少しだけ観る人の人生を豊かに出来る演劇。ほんの少しだけ、生き方を変えられる演劇。
演劇という表現の場を使って、様々な生きザマをお届けする。
その生きザマを観た人が、
電車で席を譲ったり、 ふと家族に電話してみたり、喧嘩をしていた友人と仲直りしたり、ご近所さんに笑顔で挨拶したり、新しい趣味や夢を見つけたり、いつもより人に優しくなれたり、人を好きになれたり。
そんな変化をもたらす事が出来たら、それはもう最高だ。
この想いは十年経った今でも、全く色褪せる事はありません。
そしてそれは、この激動の一年も、今も然り。
さて、そんな7millionsより、本日は大切なお知らせがございます。
7millions、十周年。
新メンバーが増えました!!
かねてより7millionsの作品に色と深みを加えてくれており、
人にも芝居にも愛が溢れる、愛すべき大先輩です。
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改めまして。
この度7millionsメンバーの一員となりました、田仲晶(たなか・あきら)と申します☆
不束者ですが、何卒よろしくお願いします。
思い起こせば、主宰・鷲尾直人さん&小叉ぴろこさんとは
かれこれもう15年以上のお付き合い。
初めて会った時はお互いピチピチの20代(ん?お互い?)で
直人氏に至っては金髪&おしゃれメガネのイケイケ男子でございました。
芝居に熱く、義理人情にぶ厚いお二人を始め
その血を分け合うかのごとく集結したメンバーの皆さんが
紡ぎだす生きザマに触れる度、役者として、人間として
沢山の刺激を受けていました。
いつか共に歩めたら、、、なんて妄想が
まさか現実になる日がくるなんて
よもや、よもやです(笑)
今はまだ表舞台に立つ事が難しい状況がゆえに
躊躇いや迷いにまみれまくっていた私の背中を
温かく押し、受け入れてくれたナナミリメンバーに
心から感謝しつつ、地道に精進していこうと腹を括り
入団させて頂く運びとなりました。
この先、どんな形になろうとも
ナナミリオンズの礎の1つとしてシッカリ支えていけるよう
まずは筋トレから始めたいと思います。
誠心誠意、精一杯、努めて参りますので
皆さま、何卒よろしくお願い致します‼️
田仲 晶
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一つの作品を創る上で、本当に本当に沢山の人が携わってくださり、力を注いでくれるからこそ、良い作品になる。役者だけではなく、脚本家だけでも演出家だけでもない。何より、志を共にし信頼出来るメンバーの存在は最も大事だと言っても過言ではありません。
大袈裟でもなんでもなく、家族のような存在です。
そんな彼女の経験と情熱は、7millionsに欠かせないモノになります。
出演はまだ先になりそうですが、彼女がメンバーとして公演に携わってくれる事で、作品の質は確実に上がります。と、自分と彼女のハードルをここで上げておきます(笑)
なにはともあれ、田仲晶を含めた我々7millionsを、どうぞ宜しくお願い致します!
さて。
本日はもう一つ大事なお知らせがございます。
2020年、とても悔しい想いをしました。
初めての公演中止。
表現してこそ、表現を届けてこその我々。本当に悔しい気持ちでいっぱいでしたが、あの時の選択に全く後悔はしておりません。
代わりに得るものも沢山有り、一回りも二回りも成長する事が出来たと思います。
そんな一切合切を踏まえ、7millions、十周年。
やります。
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十周年という事で、7millionsには欠かせないキャストの皆様にお集まりいただきました。
この座組で、今だからこそお届けしたい作品があります。
当たり前ですが、受け止めて下さる皆様あっての「作品」です。
皆様が、心身共に健やかでありますよう。
夏、笑顔でお逢いしたい。
このお知らせがエイプリルフールとならぬよう、誠心誠意、全力で挑みます。
まだまだ大変な時期は続きますが、どうかくれぐれも、お身体ご自愛くださいませ。
―鷲尾 直人―
P.S きっとお花見我慢されてると思うので、せめて写真だけでもお納めください。