いまいちさっぱりしない梅雨空に、日本人の気質って絶対こういう所からきてるよなぁ。
なんて思う今日この頃。
皆様いかがお過ごしですか??
どーも。
鷲尾直人です。
かなりの今更感ですが…
7millions-ナナミリオンズ- in 2013 ようこそ五月晴れ 「イキガツヅケバ」
無事公演を終える事が出来ました。
最後まで一緒に走り抜けてくれたキャストの皆様。
そんな我々を支えて下さり、無理難題を実現して下さったスタッフの皆様。
そして、そんな一切合財を劇場で共有して下さった皆様。
心より感謝しております。
公演を終えてから早一ヶ月、それぞれの客演先の公演も終え、先日、精算会という名のどんちゃん騒ぎをし、ようやく「イキガツヅケバ」という公演に、「END」がついた気がします。
思えば、約半年という時間を費やしたこの作品。
始まりは、正月に帰省した時に参加した中学の同窓会でした。
部活で汗を流したり、悪さしたり、ピュアな恋愛したりした仲間が皆、
「もうすぐ30歳」
そりゃあ、それだけ生きてりゃ色々ありますわな。
結婚して家庭を築いてるヤツもいれば、一流企業でバリバリ働いてるヤツもいて、未だにフラフラと生き方探してるヤツも、生きる事をリタイヤしちゃったヤツも。
まさに十人十色ですよ、生き方なんて。正解なんてない。
皆それぞれの幸せがあったり、悩みがあったり、たまに人の生き方を羨ましく思っちゃたり。
でも思ったんです、そこで。
「駄目だよ、ちゃんと生きなきゃ」って。
東京に戻った僕は、脚本の小叉との戦いを始めました。
そこから先はなんだか、あっと言う間でした。
めちゃくちゃ色々あったはずなのに(笑)
気付けば本番も終わって一ヶ月。
今改めて振り返ってみて思います。
作り手の自分自身をも、成長させてくれる作品だったな。と。
でも結局のところ、自分一人で作品というモノは創れないわけで、沢山の人の手を借りて、心を借りて、結果成長させてもらったわけですね。
この借りは、面白い作品を創る事でお返しします。
「イキガツヅケバ」に携わって下さった全ての皆様へ。
心から感謝をこめて―ありがとうございました!!
願わくば、この作品の思いが、皆様のこれからの人生に良きスパイスとなっていますよう。
次回作も、最高のスパイスをお届けしてみせます。
―ご期待あれ。
―鷲尾直人―