7millionsで8millionsの小叉ぴろこが『魔女たちの新人歓迎会』出演者をご紹介するコーナー。
今回ご紹介するのは、こちら。
谷口礼子さんです。
この通り、真っ直ぐ立つ姿がとても美しい人ですが。
なかなかの癖の強さも待ち合わせた人です。
一見してそうは見えないのですが、これがまあ意外にかなりのものなのです。
その癖そのものを、私はもう長年かけてだいぶ愛してしまっていて、定期的に会って観察せずにはいられません。
でもね、彼女は会うたびに大抵その癖を自省して、ツノを引っこ抜くみたいに無くそうとしていて「痛てててて」ってなっているんです。
私はいつも、それは引っこ抜けるものじゃないし、仮に抜けてもまた生えてくるし、私はそれが好きなんだから大丈夫だから置いておけ！って言うんですよね。
彼女は「そうですか？」って涙目で答えるんだけど、見るからに全然納得していなくて、そんな彼女にはやっぱりピョコンと癖がクッキリ見えているわけです。
何とも不器用で、素直で、愛すべき動物です。
間違えた。愛すべき役者さんです。
賢すぎて、感受性豊かすぎて、なかなかの癖の強さで…と、表現者としての適性がてんこ盛り。
だからこそ日常でギクシャクすることもままある彼女なので、物語に向き合い舞台に立つ姿が魅力的であることは、もう必然なのです。
彼女が何だか色々なものを抱えながらも舞台上ですっくと真っ直ぐに立って、真っ直ぐ何ものかを見つめるときのその引力は、それはもう強力です。
ぜひ客席から、直に目撃して頂きたいです。
ああ、これを書いていて、礼子と一緒に今この作品を作れている喜びがドッと襲ってきました。
うれしいなあ。
この喜び、どうか客席にそのまま届け。
ご期待ください。
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また数日後、別キャストのご紹介をいたします♪
それではまた！