2015.01.22 「タダノヤサイダ」

年明けからまだ3週間しか経っていない事に驚愕する今日この頃。
皆様いかがお過ごしですか??
 

どーも。
 

鷲尾直人です。

 
7millionsは、忘れ去られた正月気分を取り戻す為、
せっせとお餅やらお鍋やら日本酒やらを摂取しております。

 
7millions-ナナミリオンズ- in 2015 雪やこんこん

『タダノヤサイダ』

無事閉幕致しました。

 
毎度の事ながら、今回も本当に沢山の方のお力をお借りしました。

前回よりも、更に沢山の方々に。

稽古期間が短い中、この歪な作品に真摯に取り組んでくれたキャストの皆様

僕のやりたい事を最大限具現化してくださったスタッフの皆様

年始の忙しい中、7millionsの為に時間を割いてくださったお客様

そして、応援してくださった皆様

心より感謝しております―
 
 
 

物語も登場人物も、全てが歪に思えるこの作品。

 
なにかしらの問題を抱えた人達が出逢い、

一つの壁にぶち当たり、

それぞれの問題が解決したわけではないが、

それぞれの新たな道を一歩踏み出し、別れる。
 
 

でも思えばそれは、物凄く普遍的なモノであり、

日常の誰しもに訪れる事なんだと思う。

 
  
 
人は誰しもそれぞれの欠陥を抱えていると思う。

全く同じ人間等存在しない。

野菜と同じ。

無駄に大きい野菜、やたら細い野菜、ビックリするほどひん曲がった野菜。

イロもカタチも様々。でも同じ野菜。だだの野菜。

人間も同じ。

自分から見た他人は結局のところ、歪なのだ。

 
 
人は必ず、なにかしらの壁にぶち当たる。

大きかったり小さかったり、厚かったり薄かったり、硬かったり柔らかかったり。

壁も様々なら、壁に対してどうするかだって様々だ。

 

そして人は、絶えず人と出逢い、別れる。

その出逢いと別れが人を成長させるかは、もしかしたら別の話かもしれない。

でも進んでいる事は確かだと思う。

人はどう転んだって進むしかないのだ。

進む為に別れを選ぶのだ。

それが生きるという事なのだ。

どんなに無様でみっともなかろうと。

 

―それでいいのだ。

 
皆様の、別れからまた始まるものが、どうか明るくありますように―
 


 
 

―心から、ありがとうございました!!
 
 

―鷲尾直人―




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